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恋の広場  桜の下で告白(水泳部T先輩)編

恋の広場

過去の恋物語 ●高校時代 水泳部
  
僕の高校は男女別学のため授業や校舎が女子と別れていたんだけど、 部活だけは一緒だった。
逆に言うと部活に入るしか女子との接点がないわけで、 おのずと入学後の部活選びは慎重になる。
男ばかりのトコに入ってしまったら男子校と同じせつねぇ3年間になってしまうからね!

さて、得意の美術系で行くかそれとも、爽やかでモテそうな運動系で行くか。。。
僕は思い切って今まで入ったことがない水泳部に入ることに決めた。

理由は、
・美術系だとオタクっぽいイメージだが水泳部なら爽やかな印象でモテそう。
・成長著しいこの時期、水泳で引き締まったボディーを作り上げ、 なおかつ日に焼けた素肌で女子のハートをGET!、とこれまたモテそう。
という間接的な理由と
・毎日女子の水着姿(生のグラビア)が見られるなんてパラダイスじゃ~ん!
唯一の女子との接点がグラビアかぁ~☆コレは行っとくっきゃないっしょ~!!☆
という直接的な動機だ。
僕にとって一石二、三鳥、理想的な部だったというわけだ。
 
で、入ってみると女子の人数も多く可愛い子がいっぱいいる。
これで高校生活は彼女が出来る確立がグンと高くなたぞぉー。☆
後は告白を待つばかりぃー♪^^
と、心踊らせた。、、、


居並ぶ水泳部のグラビアクイーン達の中で 僕が3年間ずっと好きだったのが、1コ上のT先輩だ。

たまにちょこっと会話するだけだっが、T先輩はほわーんと柔らかな性格で可愛いい。
練習時、泳ぎの速さでコース分けをする場合、 あまり全力を出さず女子のT先輩と同じコースになるよう速さを調整する。
そしてターン待ちの間にちょっこと喋れるだけで僕はもう有頂天☆
会話の内容は
「お腹すきましたね」「うん、空いたよねー。」
とたわいもない。・・。
泳ぎながらさっき交わした会話を何度も何度も反芻し、 僕に好意を寄せてそうな部分があったかどうかを分析する。
そして次は何て話しかけようかと会話をシュミレーションしながら泳ぐ。

そうそう聞いて!!
うちの水泳部にはお風呂があって!
練習後の冷えた体を温めるために4,5人ずつ交代で水着のまま入るんだけど、これが男女共同!
T先輩と一緒に入ることになったらもうタマラナイ!!!
なにしろ距離が近い・・・
考えてみてくれ?家庭用の大きさの浴槽に高校生の男女4、5人が入るんだぞ。
触れ合わないわけがない!むしろギュウギュウだよギュウギュウ!?
しかもほぼ直肌、わかるっしょ!?言わんでも。

目の前に水着という布きれ一枚だけで隔てられたT先輩がいる。
...
そして先輩が風呂から出ようと立ち上がった瞬間・・・

彼女のヒップが目の前にぃいいいい!?? 
 
ちぇすとおおおおおお!!なんたる破廉恥なことかぁ水泳部わああああ!?!?
この瞬間の為に僕は生きている
と実感するひと時だ。。。


僕は当時流行っていたマイケルジャクソンのBADをよく踊っていたので、 水泳部では「マイケル」というあだ名で呼ばれていた。
脳内のいかがわしい面は微塵も出さず、僕はプールサイドでマイケルのダンスを踊る。
T先輩への愛のダンス。。。「ぽーーーぅっ!」(例の股間に手を当てながらの決めポーズ)

家でもT先輩のことばかり考えて、曲を作ったりしていた。

しかし告白などする度胸はない。
片思いのまま、あっという間に時が過ぎT先輩卒業の時期がやってきた。
このまま別れ別れになってしまうのか・・・

同じく水泳部で、やはり1コ上の別の先輩を好きだったWと一緒に卒業式に花束をプレゼントしようということになった。
そしてその場で告白しよう、と。


式の後、グラウンドにT先輩を呼んできてもらう。。

桜の木の下。
遠巻きに集まる同級生のギャラリー。。。


花束を渡し。

一緒に記念写真を撮り。。


そしてお付き合いを申し込んだ・・・


「ごめんね・・・」




高校2年の幕が閉じた。。。