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恋の広場 大晦日ナンパ編

こんばんは妄想中学学級委員のdabuです
今夜も過去の恋物語シリーズ「恋の広場」をお届けいたします

●18歳 高校時代


大晦日といえば、やはり祭りだ!イベントだ!

男は紅白とかちゃらちゃらしたTVなんか見ない!
表へ出て自己の修練に励み、ただ己を磨くのみ! 

そう「ナンパ」だ!!!  

と、いうわけで、K君をさそって原宿にナンパに出かける計画を立てた。
K君と僕は互に「男はつらいよ」の寅さんに憧れる「世田谷モテないKKコンビ」。
なんとか彼女を作ろうと、ホットドックメンズノンノなどチャラ系雑誌をバイブルに
ジーンズメイトに服を買いに行ったり、無謀なナンパに挑戦したり、
AVビデオを交換しあったり、、、と。

dabu「女の子があんなにわんさかいるんだから僕らにだってできないわけがないよ」
K「でも、、恥かしいですよ、、、」
dabu「何言ってるんだ!あちこちでナンパしてるんだからー、やれるさ!」
と渋がるK君を強引に説得し連れて行くことに成功した。

渋谷・・・この町はいつでも刺激的だ。 
女がいる・・・男が声をかける・・・次々と繰り広げられるまばゆいばかりの光景。
僕らはまずセンター街、代々木公園歩行者天国、竹下通りの人混みを巡回し、
今宵のイベントの盛大さと勝利の行く末に対する期待に興奮を高め、
これから始まる決戦に向けて、場の空気に体を慣らしていった。

しかし2時間3時間と人混みをウロウロしても、なかなナンパに踏み切る勇気が沸いてこない。 
まず、どういう子に声をかければいいのかわからない・・・ 
「やはり遊び慣れしてそうなコがいいのか?」
「いやいや!それとも男性経験少なそうな大人し目のコがいいのか?」

そしてどういう言葉で話しかければいいのかがわからない。
僕にとっては異国の地、言葉の通じない外国に来た気分だ。
しかしK君の手前後には引けない!
とりあえず僕はナンパ定番の「ねぇねぇお茶しない」を使うことに決めた。
軽薄なこのセリフ、できれば使いたくなかったが、
しかしこれがここでの挨拶文句
(英語の「ハロー」に匹敵する)なのであればしかたあるまい。

---代々木公園歩行者天国にて最初の接触---
 
かなりギャルな二人組にターゲットロックオン!

「ねぇねぇお茶しない?」 
 
ギャルは笑って「えー、いそがしいから」と断りの返事を返してきた。

通じる!やはりこの台詞を言えば「ナンパの意思疎通」は出来るんだ!
断られはしたが僕は手ごたえを感じた。
「ドンマイドンマイ♪今度はもうちょっと自分好みの子に照準を合わていこう☆」

---明治神宮境内にてセカンドコンタクト---

神宮参拝者の列に入り女の子を捜した。 
ぎゅうぎゅうの人ごみの中、目当てのコの方に徐々に近づ行き行動開始!!
しかし
「ねぇねぇ」
と声をかけたとたんにその女の子達はそそくさと逃げて行ってしまった・・・・
ぎゅうぎゅうの人混みの中なのでその経緯は周りの人に見られている。
「dabuさんやめてくださいっ、 恥ずかしいですっ・・・」、といやがるK君・・・

結局これでこの日のナンパは終了・・・僕らの決戦はあえなく終焉を迎えたのであった。

原宿の夜空に僕はリベンジを誓う・・・
「アイル・ビー・バック」
いつか必ず成功することを夢見て。
彼女が出来るその日まで!!!