ダイエットのためのランニング

ダイエットのためのランニングは週3回20分以上

 

運動には短距離走のように短時間で最大のパワーを発揮する無酸素運動とウォーキングやランニングなどに代表されるように、心拍数を一定のレベルに維持して長時間行う有酸素運動があります。
ダイエットのためには、酸素を利用して脂肪を燃焼する有酸素運動を行う必要があります。ランニングは毎日行うのが理想的ですが、体調に配慮しながら週3回位を目安にし、20分以上行うことが大切です。

なぜ20分以上かということですが、脂肪の消費に関係があります。ランニングの始めは、脂肪よりもグリコーゲン(主に筋肉などに含まれ、体を動かすためのエネルギー物質)がエネルギーの主体となって消費されます。
ところが運動開始後20分を境に、グリコーゲンと脂肪の消費割合が逆転します。そのため、脂肪が燃焼し始める20分以降に、どれだけ運動時間を増やすかがポイントになります。

ランニングで汗をかくことによって、爽快感が味わえストレス解消になります。毛細血管へ酸素が送られ、血液の巡りが良くなるため、生活習慣病の予防にもなります。また足腰が鍛えられるので、年齢による筋肉の衰えのスピードを遅らせることにもつながります。

 

大切なのは長く続けること。無理なく生活習慣に取り入れることです。