夜のトレイルラン

トライアスロンアクアスロンロードバイクなどの今シーズンのレースが全て終了し、これから年内はマラソンと3つのトレイルランレースが予定されています。

早速再来週に迫ったハセツネCAPに向け、夜のトレイルランをやって来ました。
高尾山口から陣馬山の往復28km、4時間45分。

人っ子ひとりいない真っ暗な森の中にたった一人。闇の圧迫感が不気味でさっさと帰りたくなります´д` ;
往路って進めば進むほど、どんどん人里を離れ山の奥に入って行く感じが、やですね…

陣馬山の闇にそびえ立つ白馬の像とツーショットを撮るまでは!」
と、我慢して走ります。
最初は耳触りだった熊除けの鈴の音も、少しは賑やかしになります(^_^)a

復路は逆に、どんどん人里に近付いている感じで、とても気が楽です。

楽しいのは、崖沿いの狭くて足場が不安定だけど勾配のない巻き道。走りに集中出来てめっちゃ楽しいです。
それから、暗いとぬかるみ状態の地面がわかりづらく、突如グニャッと足がつかまるのですが、その障害物競走的な感じも楽しいです。木の根に足をとられて転倒回避の瞬間とかも。

逆に最後の稲荷山コースなど、ゴツゴツした岩が剥き出しの急な下りは、脚へのダメージが大きく嫌いです(>_<)

変形性膝関節症の自分にとって、毎度のことながらトレイルランはかなりのダメージ…
本番は今日の倍以上の距離ですが、果たして膝が持つのだろうか?
衝撃に耐えられず、後ろを向いて斜面を下ることにならなければいいのだけれど…(。-_-。)

あと、何度か頭に蜘蛛の巣が巻き付きました´д` ;

恋の広場 にこたまナンパ編

過去の恋物語 

●ハタチの冬。。。

街はクリスマスの飾り付け一色になり、カップル達が目立つようになるその時期。
一人身の僕にはみな眩しく輝いて見える、、、、、

狭い部屋の中で僕は夜な夜な自分に問うていた。

「この世の中、僕の知らないところで何かすごいパラダイスが行われてるんじゃないだろうか?」
「世間の若者達は僕が手に入れられないものをいとも簡単に手に入れてるんじゃないだろうか?」

何しろあちらこちらにその痕跡はある。
たとえば知り合いのO!
Oは最近ニコタマ二子玉川駅)でナンパして彼女をGETしたらしい。
!!ナンパで彼女ができる!??

衝動が僕を動かす.....
「行かなきゃ!今すぐニコタマに!!!」

というわけでダチのWと一緒にO御用達スポット、ニコタマにナンパに出かけた。

駅周辺の人混みの中をウロウロと物色すること30分。
なかなか声をかけられない、、、
「あのコはどう?」、「いや他のコにしよう」と声をかけるコをWと協議する。
他のコ判定がでると声をかけなくて済むので内心ほっとする(小心者。無論心臓バクバクだ)
二人でギャグやバカ話を言い合いながら無理やりテンション上げてなんとか自分を励ます。

意を決して声をかけたが、次々と秒殺。。。

諦めそうになるのをこらえ、自分に言い聞かせる。
「出来る俺は出来る俺は出来る俺は出来る!俺は出来る!」
駅前で制服の二人組みを発見!
「俺は武士だ!合戦だ!」と気合を漲らせ突撃した。

すると気合が通じたのか女の子二人は話しに乗ってくれた。
話しながらあらためて見ると、、、か、、、かわいい。。。
ちっちゃくて小動物っぽくて、ロングヘアーで制服にダッフルコートを羽織った姿、。。。
正に毎日絵に描いてる理想の女の子そのものじゃないかぁぁああああ!!
(画像参照)

こんな可愛い子がナンパで!??
 
その瞬間僕の頭の中に恋の広場が広がった。 
こんな可愛いコと付き合えたら僕はもう人生の勝ち組だ!!!
既に付き合うことを想像している。
フェラーリ手に入れたくらいの成功者だぁ!!!


河原に行ってみよということになり人混みを離れて行く。暗いほうへ。
僕はボロがでないよう必死に会話する。
だってホントはナンパなんかできるキャラじゃない。。。
女の子と話すのは苦手な小心者のド=テ=やろー
「なんだこいつら、シャバ増じゃねーか!?家で投稿写真でも見てな!」
などと思われないようにここは必死に仮面を被る。

しかし所詮はメッキ、すぐに剥がれボロが出る。

女子「この辺は美味しいいいお店とかありますかー?」

ダブ「うーん。。。えーとー。。。」
(し、しらなぃ。。。考えたこともない。。。)

女子「地元なんですよね?知らないんですか?」

ダブ「い、、いや、、、なんかあったような、、、」
(マックとか吉野家とかじゃダメですよね??)

女子「へぇ美大なんですか?あたしピカソ好きなんです。」

ダブ「そうなんだ、、、、い、いーよね、、、、」

女子「どういうのが好きなんですか?」

ダブ「うーん。。ぇ~と。。。」

会話は弾まない。・。・
質問があるたびにうまく返せず押されてゆく。 

ダメだ・・・

一緒にいればいるほど僕は思い知らされる。
女の子との話題を持っていない分際でナンパなんて!!!!

美味しいものを食べに行き、お洒落なお店で雰囲気を楽しんだり、
女の子にとってそーゆーのがデートだということも知らなかったし、
そういう遊びを全く知らない。
せいぜい
手を繋ぐとか自転車の後ろに横座りで二人乗りとか一緒に下校するとか、
いうイメージしかない僕。

盛り上がらぬまま帰ることに。。。 
それでも分れ際、一生懸命電話番号を聞く。
だが教えてくれそうにない。
こーゆー時の押しはWの得意分野。しつこく聞いている。
僕には出来ない・・・嫌われたくないから自分から引いてしまう小心者なのだ。
(今日始めてあって今後二度と会わない相手に嫌われたくないもないだろっ!!
その意気地なさがダメなんだーー!!)

なんとか彼女ともう一度会うチャンスが欲しい!がんばれW!

「じゃあこっちからかけますからそっちの電話番号ください」
 
・・・!! やったぁあ!  それでも十分だぁぁああ☆

確かにいきなり番号教えるのは抵抗あるよね♪
親とかに出られたらやだろうし。女の子だものな。
でもこの出会いを無にしないように、
都合のいい時にかけてくれるんだ、きっと。
僕は自分の電話番号を紙に書いて渡した。

ホクホク顔での帰り道、頭ん中はてふてふが飛んでいる。

(二人でのデートは何処に誘おう♪ 
よぉーっし、彼女からの電話がかかって来るまでにデートスポットなど色々勉強だぁー!
お洒落なお店。
そしてその後のコースも調べとかないとネ☆ フフフ。。。)



だが、 何か月待っても 
電話はかかって来なかった  ・・・しくしく

恋の広場 バンド編

過去の恋物語 ●26歳 ファミレスウェーター 時代

バイト先のガストで一緒のYMさんは猫顔で僕の理想のタイプだ
会ってすぐピンと来たし
ミニスカート姿見た時は月夜に鳴いた!

僕は得意の一人遊びでは饒舌なくせに、女の子を前にすると会話もろくに出来ない
好きな子となればますますだ
世間知らずのチェリーボーイなので話題が作れないのだ
僕にとって女性は遥か彼方、一生遠くから指をくわえて見つめるだけの雲の上の存在なのである・・・

さて、そんな僕はある日YMさんが同じバイトのS君とバンドをやっているらしいという噂を小耳にはさんだ

何!?YMさんはバンドが好きなのか!
バンドという話題、 これなら僕でも女の子と会話出来るゾ!
自分とYMさんとの共通の話題を見つけて燃え上がる僕

そこで僕はYMさんに自分の曲を聞いてもらおうとテープを渡した
といっても音楽の趣味ってなかなか一致しないし、ちゃんと聞いてくれるかもわからない
そのへんは過去の経験からわかってたのであまり反応は期待しなかったのだが
以外にもYMさんの反応は良かった
次の日さっそく良かったです、と感想をくれ
更にこれ読んで下さいと、なんと手紙をくれたのだ!!!

をおおお!!!ラブレター!!!
桜満開、煩悩全開、爆発寸前、おっぱいいっぱい僕元気!

デモテープ攻撃ってそんなに効果的なの??

「ミュージシャンなdabuさんのファンになりました
付き合って下さい」
なんてことが書いてあったらどーしよぅ☆ フフフ♪
なになに・・・
「全部一人で作ったんですか?凄いなぁと思いました
ヒヨッコな私ですがよかったら一緒にバンドやりたいです」

ぅおおおおおおおお!!!!!!
YMさ~~ん!わかってくれたんですか!?僕の気持ちを!!!

バンドやるってことはだゾ!バイト以外でもYMさんと会えるってことなんだゾ!
フフフ
YMさんとプライベートでご対面===ん!

嗚呼!!
この時点でハッピーエンドで終わってくれ我が人生!!
その先の苦難も坂を転げ落ちる哀れな末路も見たくない!

だが、そうは行かないのが人生・・・
例え今日の喜びを吹き飛ばすような結末が待っていようとも
物語を続けなくてはいけないのである・・・


つづく・・・

恋の広場 大晦日ナンパ編

こんばんは妄想中学学級委員のdabuです
今夜も過去の恋物語シリーズ「恋の広場」をお届けいたします

●18歳 高校時代


大晦日といえば、やはり祭りだ!イベントだ!

男は紅白とかちゃらちゃらしたTVなんか見ない!
表へ出て自己の修練に励み、ただ己を磨くのみ! 

そう「ナンパ」だ!!!  

と、いうわけで、K君をさそって原宿にナンパに出かける計画を立てた。
K君と僕は互に「男はつらいよ」の寅さんに憧れる「世田谷モテないKKコンビ」。
なんとか彼女を作ろうと、ホットドックメンズノンノなどチャラ系雑誌をバイブルに
ジーンズメイトに服を買いに行ったり、無謀なナンパに挑戦したり、
AVビデオを交換しあったり、、、と。

dabu「女の子があんなにわんさかいるんだから僕らにだってできないわけがないよ」
K「でも、、恥かしいですよ、、、」
dabu「何言ってるんだ!あちこちでナンパしてるんだからー、やれるさ!」
と渋がるK君を強引に説得し連れて行くことに成功した。

渋谷・・・この町はいつでも刺激的だ。 
女がいる・・・男が声をかける・・・次々と繰り広げられるまばゆいばかりの光景。
僕らはまずセンター街、代々木公園歩行者天国、竹下通りの人混みを巡回し、
今宵のイベントの盛大さと勝利の行く末に対する期待に興奮を高め、
これから始まる決戦に向けて、場の空気に体を慣らしていった。

しかし2時間3時間と人混みをウロウロしても、なかなナンパに踏み切る勇気が沸いてこない。 
まず、どういう子に声をかければいいのかわからない・・・ 
「やはり遊び慣れしてそうなコがいいのか?」
「いやいや!それとも男性経験少なそうな大人し目のコがいいのか?」

そしてどういう言葉で話しかければいいのかがわからない。
僕にとっては異国の地、言葉の通じない外国に来た気分だ。
しかしK君の手前後には引けない!
とりあえず僕はナンパ定番の「ねぇねぇお茶しない」を使うことに決めた。
軽薄なこのセリフ、できれば使いたくなかったが、
しかしこれがここでの挨拶文句
(英語の「ハロー」に匹敵する)なのであればしかたあるまい。

---代々木公園歩行者天国にて最初の接触---
 
かなりギャルな二人組にターゲットロックオン!

「ねぇねぇお茶しない?」 
 
ギャルは笑って「えー、いそがしいから」と断りの返事を返してきた。

通じる!やはりこの台詞を言えば「ナンパの意思疎通」は出来るんだ!
断られはしたが僕は手ごたえを感じた。
「ドンマイドンマイ♪今度はもうちょっと自分好みの子に照準を合わていこう☆」

---明治神宮境内にてセカンドコンタクト---

神宮参拝者の列に入り女の子を捜した。 
ぎゅうぎゅうの人ごみの中、目当てのコの方に徐々に近づ行き行動開始!!
しかし
「ねぇねぇ」
と声をかけたとたんにその女の子達はそそくさと逃げて行ってしまった・・・・
ぎゅうぎゅうの人混みの中なのでその経緯は周りの人に見られている。
「dabuさんやめてくださいっ、 恥ずかしいですっ・・・」、といやがるK君・・・

結局これでこの日のナンパは終了・・・僕らの決戦はあえなく終焉を迎えたのであった。

原宿の夜空に僕はリベンジを誓う・・・
「アイル・ビー・バック」
いつか必ず成功することを夢見て。
彼女が出来るその日まで!!!

恋の広場 敵地突入編

●男達の物語 (19歳)

高校時代も結局彼女が出来ず、大学受験にも失敗し 
今後ますます女子との縁が遠くなる浪人時代の突入に俺とYは焦っていた。
この本格的な不況、氷河期からの脱出を目指し、毎晩Yと対応策を議論する。
「かずや!今何時だと思ってるんだ!Y君も帰りなさい!」
と、オトンにしかられながらも、毎晩朝までゲラゲラと異性について妄想をぶちまけ合った。

ー決行前夜ー。

ついにYが高校の時好きだったM.Tさんに手紙を渡しに行くと言いだした。

「そうか! なら俺も貴様の出撃に加わらせてもらおう!! Y! やろう!! 」
早速次の日の夜に決行と決まり、明日は玉砕するかもしれぬ身のYを励ますべく宴を開く。
俺はギターを手に取り、メタリカ、ガンズ、Xなどのナンバーをヘッドバンキングしながらかき鳴らす!
「ジャンゴベイベーー!!!ハーッツ!!」

「かずや!今何時だと思ってるんだ!Y君も帰りなさい!」ドンドンッ!!

「・・・」

ー当日ー。

気分を高めるために俺は特攻服で全身をキメる!Yの分も貸してやってペアでキメる!
特攻服っても暴走族のじゃなくて海軍特別攻撃隊的なやつだ。

これで気分は空母艦載機搭乗員、目指すは敵機動部隊の本拠地真珠湾!! 

「Y!知ってるか?愛する女の陰毛をお守りに持っていると敵の弾にあたらんらしいぜ。」
「M.Tさんの陰毛かぁー」
「しかし、そんなものが手に入るんだったらこんな苦労してないよなぁー俺も貴様も! ...しくしく」
「M.Tさんの陰毛かぁー」
「...やべっ、こーふんしてきたぁあ!!」

原動機付き自転車:HONDAメットイン・タクトを九九艦爆に見立て出撃準備を整える。
ブルンっ! とプロペラを回しYは胸のポケットに手紙をしまい込んだ。、、、
ちょうど玄関から顔を出した小学生の妹に
(母さんのことをよろしく頼むぞ。。。)と敬礼。

ブぃーーーん、、、、  
俺とYの愛機が南十字星の輝く夜空に飛び立った。


機首をM.Tさん宅のある荏田方面に向け、巡航速度を保つ。
風防に打ち付ける冷たい風の音に俺は気持ちを落ち着かせる。
Yの手紙で、見事M.Tさんを射止められるだろうか。
それとも撃墜され花と散る。。。か
散るなら散るもよし。

俺は歌った。

「貴様と俺とは同期の桜 咲いた花なら散るのは覚悟 見事散りましょ国のため」


一時間後.
2115、ワレ敵地ニ到着ス.
「でっかい要塞(団地)だな  これは手ごわいぞ。。」


「いいか?」
「うむ。」

「突撃ーーーー!!!」

「おおおおおお!!!!!!」







「dabu隊長ーーーーー!!!!」
「Y!!!!!!!!!!!!!!」



.....


翌朝 俺のマフラーとYのブーツの片方が
団地のゴミ置き場に転がっていた...

恋の広場  桜の下で告白(水泳部T先輩)編

過去の恋物語 ●高校時代 水泳部
  
僕の高校は男女別学のため授業や校舎が女子と別れていたんだけど、 部活だけは一緒だった。
逆に言うと部活に入るしか女子との接点がないわけで、 おのずと入学後の部活選びは慎重になる。
男ばかりのトコに入ってしまったら男子校と同じせつねぇ3年間になってしまうからね!

さて、得意の美術系で行くかそれとも、爽やかでモテそうな運動系で行くか。。。
僕は思い切って今まで入ったことがない水泳部に入ることに決めた。

理由は、
・美術系だとオタクっぽいイメージだが水泳部なら爽やかな印象でモテそう。
・成長著しいこの時期、水泳で引き締まったボディーを作り上げ、 なおかつ日に焼けた素肌で女子のハートをGET!、とこれまたモテそう。
という間接的な理由と
・毎日女子の水着姿(生のグラビア)が見られるなんてパラダイスじゃ~ん!
唯一の女子との接点がグラビアかぁ~☆コレは行っとくっきゃないっしょ~!!☆
という直接的な動機だ。
僕にとって一石二、三鳥、理想的な部だったというわけだ。
 
で、入ってみると女子の人数も多く可愛い子がいっぱいいる。
これで高校生活は彼女が出来る確立がグンと高くなたぞぉー。☆
後は告白を待つばかりぃー♪^^
と、心踊らせた。、、、


居並ぶ水泳部のグラビアクイーン達の中で 僕が3年間ずっと好きだったのが、1コ上のT先輩だ。

たまにちょこっと会話するだけだっが、T先輩はほわーんと柔らかな性格で可愛いい。
練習時、泳ぎの速さでコース分けをする場合、 あまり全力を出さず女子のT先輩と同じコースになるよう速さを調整する。
そしてターン待ちの間にちょっこと喋れるだけで僕はもう有頂天☆
会話の内容は
「お腹すきましたね」「うん、空いたよねー。」
とたわいもない。・・。
泳ぎながらさっき交わした会話を何度も何度も反芻し、 僕に好意を寄せてそうな部分があったかどうかを分析する。
そして次は何て話しかけようかと会話をシュミレーションしながら泳ぐ。

そうそう聞いて!!
うちの水泳部にはお風呂があって!
練習後の冷えた体を温めるために4,5人ずつ交代で水着のまま入るんだけど、これが男女共同!
T先輩と一緒に入ることになったらもうタマラナイ!!!
なにしろ距離が近い・・・
考えてみてくれ?家庭用の大きさの浴槽に高校生の男女4、5人が入るんだぞ。
触れ合わないわけがない!むしろギュウギュウだよギュウギュウ!?
しかもほぼ直肌、わかるっしょ!?言わんでも。

目の前に水着という布きれ一枚だけで隔てられたT先輩がいる。
...
そして先輩が風呂から出ようと立ち上がった瞬間・・・

彼女のヒップが目の前にぃいいいい!?? 
 
ちぇすとおおおおおお!!なんたる破廉恥なことかぁ水泳部わああああ!?!?
この瞬間の為に僕は生きている
と実感するひと時だ。。。


僕は当時流行っていたマイケルジャクソンのBADをよく踊っていたので、 水泳部では「マイケル」というあだ名で呼ばれていた。
脳内のいかがわしい面は微塵も出さず、僕はプールサイドでマイケルのダンスを踊る。
T先輩への愛のダンス。。。「ぽーーーぅっ!」(例の股間に手を当てながらの決めポーズ)

家でもT先輩のことばかり考えて、曲を作ったりしていた。

しかし告白などする度胸はない。
片思いのまま、あっという間に時が過ぎT先輩卒業の時期がやってきた。
このまま別れ別れになってしまうのか・・・

同じく水泳部で、やはり1コ上の別の先輩を好きだったWと一緒に卒業式に花束をプレゼントしようということになった。
そしてその場で告白しよう、と。


式の後、グラウンドにT先輩を呼んできてもらう。。

桜の木の下。
遠巻きに集まる同級生のギャラリー。。。


花束を渡し。

一緒に記念写真を撮り。。


そしてお付き合いを申し込んだ・・・


「ごめんね・・・」




高校2年の幕が閉じた。。。

恋の広場 アネゴ編

おはようございます!
今日も過去の恋物語シリーズ「恋の広場」を元気にお届けいたします♪

●浪人時代 アネゴ編 


浪人時代、僕は美大受験予備校に通っていた。
そこで知り合った安めぐみ(仮名)さんについて。

安さんはちょっとヤンキー風でみんなにアネゴと呼ばれていた。
性格も顔も僕の好きなタイプ。
クラスは違うのだが休憩時間喫煙場所に集ってくる面子の一人で 
徐じょに話す機会が増え仲良くなっていった。 
毎日の予備校生活が楽しくなる。
 
ある日の予備校帰り、安さんと彼女のダチのアケミと3人で下北へ寄った時のこと。

「うちこっからだったら歩いていける距離だよ」
と僕が言うと
「じゃあdabuんち行ってみようか」
と、アケミが言い2人がうちに来ることになった。
(いいぞぉーアケミ、ナイス提案!  
。。。でも安さんだけだったら最高だったんだけどなぁ)
ちなみにアケミん家も近い。

うちに向かってしばらく歩いているとアケミが。
「やっぱ帰るわー、あたしん家近いし、二人で行って来て」
と言い僕たち二人を残して帰っていった。
(おおー!まるで安さんと二人っきりにするためのお膳立てとしか思えないよ君の行動は!
僕の心をわかってるね♪サンキューアケミ♪ )
こういう粋な計らいと行動力があるから姐御肌の女性は好きだ。
(。。。僕はいつも受身。。。)

ふふふ 安さんと二人っきり♪
しかも家に来るなんてラッキー☆ 
女の子が来るなんて小学生以来だゾ。
いや、高校の時に来たことあったか。。。
でもあれはバンド仲間が来たって感じなのでカウントしないでおこ☆

コレをきっかけに僕は安さんと付き合うことになるのだろうか?
妄想の世界へFly away ♪

このまま今日はうちに泊まったりとか、ならないかなぁ。。
だってヤンキー系だし、 
「あたし家帰りたくないから今日泊まってっていー?」
「えっ、そんな!   。。。しょうがないなぁ。
じゃあこの布団使っていいよ。僕は床で寝るから。。。」
なぁーんてこと、ありうるだろう?

と、頭ん中にてふてふ飛ばしているうちに僕の家に到着した。
しかし、、安さんと二人きりといってもうちには家族がいる。特におかん・・・

おかんはこういう場合、野次馬根性では右に出るものはいない。 
いつもズケズケ部屋に入ってきて詮索する。
こういう時に限ってみえすいた用事を作って俺の部屋に入って来る。 
「あんたに用があるんやない、あんたの部屋のタンスの引き出しにとりたいモンがあるんや」
と、引き出しの中をかき回しながら耳をダンボにしてこっちの様子を伺うのだ。
見え透いた芝居だ。
ホントは絶対用事なんてないくせに。
   
だからおかんが入ってこないようよう部屋のドアにギターのハードケースでつっかえ棒をした。
するとやはり

「かずやー?だれか友達来とるんかぁあー?」 
「どーしたえー?」
ドンドンドン!!
「開けぇーな!」
ドンドン!!

とドアを壊す勢いでノブをガチャガチャ回し騒ぎ出した。
くっそう!早速邪魔しにきやがった。 
なんとか堪え凌ぎ、ふとおかんの騒ぎが収まったと思ったら、庭からまわって窓の外に現れた!
となりに小3の妹を引き連れている。。。
窓越しに「お客さんかぁー?」 「サンドイッチ持って来たでぇー」

くっそう!わざと「自分は何にも関心ありません」みたいなすっとぼけた声だしやがって・・・・

ホントは好奇心旺盛で、普段の会話でも「彼女おらんのかー?」と聞いてきたりするくせに。
だから家に女の子を連れてきて内心喜んではしゃいでいるのだ。

そんなこんなであっという間にアネゴは帰る時間に。
せっかく僕の部屋に来たたのに 
恋人への発展につながるストーリは全く生まれなかった。

まあ、今回はいいだろう。いつかまたチャンスは来るサ♪

で、数日後早速そのチャンスがやって来た。
アネゴとアケミと僕のクラスの男と4人で海に行くことになったのだ。

。。。海。。。!
そう、それは女の子が僕だけのグラビアアイドルになる瞬間!
フフフ

そして、女子同伴ってことはだぞー、

女連れで浜辺を堂々と闊歩する雄姿を周りの野郎共にたっぷり見せつけ羨ましがらせ
優越感に浸ることが出来るのだ!

「恐れ入れ 平民共! 頭が高い!ひれ伏すがよい!」
今まで味あわされていたお返しさ☆

フフフ 真夏の海は熱いぜ☆

つづく