第2回木更津トライアスロン

先週末は第2回木更津トライアスロンでした。
 
 
半年前にランニングサークルで知り合ったKさんも出場。これまで何度か一緒に練習し、ランニングやスイムについてアドバイスを受けた教官です。
 
さて
■Swim 1.5km
インコース一番前の位置からスタートしたため、激しいバトルを予想しましたが意外に混戦はなく、その後も淡々と泳げました。
 
そのせいなのか、いつになく冷めた自分。
「僕は何故苦しい思いをして好きでもない水泳をしているのだろう…」
クラゲ密集地帯の第3コーナーでは、触りたくないのにグニョっというおぞましい感触が手に…
「何が楽しくてクラゲだらけの中を泳いでるのだろう…」
 
いかん!アドレナリンが足りない・・・
 
突如後方の選手にグイッと肩を引っ張られ頭に血が上ると、ようやく覚醒。
 
本日の任務は
 
㈠包囲された飛行場への上陸作戦→Swim
㈡奪還した航空機での空中戦→Bike
㈢陸路からの要塞攻略戦→Run
 
どうもコース取りが上手く行かず、蛇行しながらも必死に上陸地点へ向かいます。
 
■Bike 40km
 
岸に取り着くとウェットスーツを脱ぎ我が機に搭乗。ヘルメットを着け離陸!
今回はフラットなコースなため、淡々と巡航速度を保つメリハリのない展開を予想。少々退屈に思った矢先、予想外の強風に煽られます!
向かい風では25Kmまで失速。操縦桿にしがみつき前傾をキープしながら敵の弾幕をかいくぐります。
逆に追い風では上体を起こし、スロットル全開で攻勢をかけます。うおぉぉぉお‼︎最高時速49Km!
またコーナーでは密集陣形の間を縫ってのドックファイト!
各戦況に合わせたメリハリある戦いにテンションはMAX。ちなみに戦闘中、Kさんの機影を探すも発見に至らず。
まだまだ飛び足りない気持ちで着陸体勢に入ります。
 
■Run 10km
 
K曹長は何処に?戦場を見渡すと第1コーナーから折り返してくる曹長の姿を発見!
後に知ったのですが、上陸作戦(Swim)で曹長に2分の遅れをとり、空戦(Bike)ではその差をキープしたまま陸戦(Run)に突入。かくして自分の数百m先を走っていた様です。
我々は陸戦でも烈風攻撃に苦しめられます。始めは無風かと思っていると、折り返し地点でくるっと方向を変えたとたん巨大扇風機を当てられたかの如くゴゴゴーッ‼︎という凄まじい向かい風を浴び失速します!
匍匐前進で凌ぎます。
曹長とは折り返しですれ違う度に互いに手を上げ無事を確認します。しかしながらサブ3走力の曹長について行くのは至難の技。計測器を持っていないため、どのくらいのペースで走ってるのかわかりませんが、なるべく曹長との差を広げないよう必死に食らいつきますが、とても苦しいのです。ヘソの下に重心を置き、姿勢の維持に意識を集中すると、少し苦しみを紛らわすことが出来ます。
しかし周回の度に差は開き、最後の4週目でK曹長の姿は見えなくなりました。
 
曹長から遅れること8分。遂に私も敵陣突破!完走者1097人中182位で戦いを終えました。
 
これで今シーズンの私の陸海空戦(トライアスロン)は終了。次は水陸両用作戦(アクアスロン)の後、山岳方面(トレイル)での夜戦(ハセツネCUP)投入が予定されています。